ピアスを選ぶとき、何が決め手になるでしょうか。ブランド、デザイン、素材、価格、色など様々な要素があると思いますが、サイズという項目は意外にも優先順位が低いかもしれません。しかし、ピアスは顔周りに大きな印象を与えます。特にフープピアスは合わないサイズ感のものを身につけると、顔が大きく見えたり、全体のバランスが悪く見えてしまうことがあります。この記事では、フープピアスのサイズ選びと見え方のポイントについて詳しく解説します。
フープピアスのサイズについて
フープピアスは、以下のようにサイズに合わせて3つに区別できます。
小型のフープピアス
小型サイズはリングの直径が直径約10㎜以下のものを指します。耳からさりげなく見えるので、上品さを持ちながら、少しドキッとした印象を与えることができます。どんな場面にも付けやすく、男女ともに使い勝手の良いサイズです。特にビジネスシーンやフォーマルな場面で重宝されます。
中型のフープピアス
中型サイズは直径約15㎜前後のものを指します。中間サイズなので、大小どちらか迷った時に使いやすいですが、デザインによっては少しぼやけた印象になることもあります。しかし、カジュアルにもフォーマルな場面にも使い回せるため、ワンポイントとして全体にまとまりを持たせることができます。
大型のフープピアス
大型のサイズは、直径約30㎜前後のものを指します。耳元が隠れてしまうような髪型でもインパクトが強く、存在感があるため顔周りを華やかにはっきりさせてくれます。ただし、シーンによっては好まれない場合もあるので、身につける場所を選ぶことが大切です。カジュアルなシーンやパーティーのときにぴったりですが、結婚式のような主役がはっきりしているイベントでは、そぐわないこともあります。
顔の形に合わせたフープピアスのサイズ選び
フープピアスのサイズは、顔の形に合わせた選び方ができます。丸顔、面長、四角顔それぞれに合ったフープピアスを見てみましょう。
丸顔さんに適したサイズ
丸顔さんは輪郭が丸みを帯びているため、体格や体重よりも太って見えがちです。可愛らしい印象があるので大人っぽさを出すときには工夫が必要です。フープピアスを身につけるときは、顔をシャープに見せられる縦長のデザインが向いています。チェーンが付いたタイプや縦長のリングなどのフープピアスを選ぶと良いでしょう。
面長さんに適したサイズ
面長さんは顔がすっきりしているので、年齢よりも大人っぽく見られやすいのが特徴です。ピアスでさらに面長が目立たないように、視線をうまく上に集めることがポイントになります。丸みを帯びたデザインで、直径が短めで小型のフープピアスを選ぶと良いでしょう。
四角顔さんに適したサイズ
四角顔さんはかっちりとした輪郭やエラが張っていることが悩みで、髪型によっては余計に気になることもあります。小さめのフープピアスを選ぶと、フェイスラインが目立ってしまうことがあるため、丸みを帯びたデザインのフープピアスが選択肢になります。横幅が広いデザインは避け、柔らかい雰囲気を出すことを意識しましょう。
【シーン別】フープピアスのサイズ選び
ここではシーンごとに適したフープピアスのサイズについてご紹介します。
日常使いに適したサイズ
日常的に使うときのフープピアスは、服装や予定に合わせて組み合わせると良いでしょう。頻繁に着用するため、負担が少なく軽いものがおすすめです。小さめサイズでダイヤや花柄をモチーフにしたもの、パールをあしらったものは、普段着にバランス良く合わせられます。大きめサイズは、シンプルな服にアクセントを加えたいときに便利です。
フォーマルな場に適したサイズ
フープピアスは、職場の雰囲気やルールに合ったものを身につけることが大切です。極端な例を出すと、営業職と美容系の職業では適したサイズが異なります。大きいサイズは少し近づきにくい印象を与えることがありますが、小さいサイズは、上品で清潔感を出したいときに最適です。
特別なイベント時には
特別なイベントには、その場にふさわしいものかどうかを意識して選ばなければいけません。例えば結婚式では、新郎新婦が主役なので、控えめなサイズでドレスと合わせて派手すぎないようにしましょう。一方、パーティーのように主役がいないときなら大きめのフープピアスでもOK。顔周りが華やかに映り、ゴージャス感を演出できます。
まとめ
フープピアスは、サイズ感によって相手に与える印象を大きく変えられます。顔周りは、その人を印象づける重要な役割があります。適切なフープピアスを選ぶことで、全体のバランスが整い、自分の魅力を最大限に引き出せます。着用シーンごとに自分に合ったフープピアスを見つけてみてください。
