フープピアスの危険性に注意!正しく安全に使うためのポイント

ピアス

フープピアスとは輪状のピアスのことです。輪の大きさを変えるだけでも、印象ががらりと変わるのでコーディネートの幅が広く人気が高いピアスです。ただ、フープピアスの使用には気を付けるべき点があります。この記事では、フープピアスの危険性と安全な使用方法について詳しく解説します。

フープピアスの危険性

フープピアスには以下のような危険性が潜んでいます。

紛失のリスク

まずフープピアスは、輪になっているので形状的にものが引っかかりやすいこと挙げられます。自分で意識していなくても、いつの間にかピアスがなくなっていたということが起こりえます。特に高価なピアスをつける場合は、慎重に取り扱うことが重要です。

皮膚のトラブルリスク

ピアスホールが完全に安定していない状態でフープピアスを身につけると、ホールの形が重みに耐えられず、曲がった状態で形成されてしまうことがあります。また、その過程で痛みが走ることもあります。フープピアスはあくまでも、ピアスホールが安定し完全に形成されてから着用することが基本のピアスです。

スポーツやアクティビティ時のリスク

フープピアスは運動やアクティビティ時には、怪我のリスクが高まります。スポーツをする際にはフープピアスを外すか、引っかかりにくい小さなスタッドピアスなどに変えると良いでしょう。特に接触の多いスポーツでは、ピアスが引っ張られて耳が裂けることもあるので注意が必要です。

子供やペットのいる環境での使用リスク

小さな子供やペットがいる環境もフープピアスはあまりおすすめできません。特に大きなフープの場合、子供がピアスに手をかけやすいため、引っ張られて耳を傷つけることがあります。このような環境においては、フープピアスの使用を避けた方がよいでしょう。

フープピアスの安全な使用方法

ここではフープピアスを安全に使うために気を付けたいことをお伝えします。

フープピアスをファーストピアスに選ばない

フープピアスは、ピアスホールを開けてから安定するまでは使用しないようにしましょう。初めてピアスホールを開けたときは、しばらく取り外さずに長時間付けておく必要がありますが、その際に問題になるのが就寝時です。寝ているときにフープピアスを付けているとトラブルの元になります。フープピアスの形は輪状なので、寝返りを打つ際に布団や枕の繊維や段差に引っかかり、ピアスホールを傷つけてしまうことがあります。

しかし、3か月くらい経ってホールが安定している場合、小ぶりなサイズで安全な素材のフープピアスの使用自体は可能ではあります。ただし、推奨はできないのでファーストピアスでそもそもフープピアスを選ばないことをおすすめします。

装着時の注意

フープピアスは輪状のため、服やマスク、イヤホンの着脱時に引っかかりやすいです。そうなると不意にピアスが外れたり、耳が引っ張られて痛みを感じたりすることがあります。大きなフープは特別なとき用に装着し、普段使いには小ぶりのものや、キャッチレスタイプを選ぶとストレスフリーに使用できます。

安全なサイズと素材

付けっぱなしでも比較的安心なフープピアスとしては、小ぶりなサイズであること、かつ耳たぶに通す部分が外に出ず、フープに収まるタイプのものです。このタイプなら寝ているときにポスト部分が刺さることがなく、紛失や破損の恐れも少ないです。もし付けっぱなしにするならば、軽く、錆びにくく、アレルギー反応が起きにくい素材を選ぶとよいでしょう。純チタンや医療用ステンレス(サージカルステンレス)がこれに当てはまります。

定期的なケアとメンテナンス

ピアスホールを開けた後はもちろん、安定後も定期的なケアとメンテナンスが必要です。ピアスホールを清潔に保つために、シャワーで優しく洗い流し、シャンプーなどが残らないように注意します。また、定期的にピアスを外して洗浄し、ホールの中をきれいに保つことが大切です。

まとめ

フープピアスには魅力的なデザインが多く、様々なシーンで活躍しますが、使用時の危険性や注意点も理解しておくことが重要です。特に初心者やピアスホールが安定していない場合、適切なピアスを選ばなければトラブルの元になります。フープピアスを安全に使うためには、睡眠中の取り外しや、素材選び、定期的なケアを徹底することが大切です。それぞれのシーンに合わせたピアス選びも心がけましょう。フープピアスの取り扱いには細心の注意を払い、安全におしゃれを楽しんでください。

タイトルとURLをコピーしました