耳たぶが厚い人はピアス選びが悩みになりがちです。もしかするとピアス自体を諦めているという人もいるかもしれませんね。この記事では、耳たぶが厚かったとしても使いやすくておすすめのピアスをタイプ別に紹介します。それぞれのメリットや選び方のポイントも解説するのでぜひ参考にしてみてください。
厚い耳たぶに適したピアスの選び方
シャフトの長さ
シャフトとは、ピアスホールに通す部分を指します。ピアスホール部位の厚さとシャフトの長さが長すぎても短すぎてもトラブルになる可能性があります。よく選ばれているものは8㎜、耳たぶが厚い人なら10㎜を選ぶ方が多いです。
ゲージのサイズ
ゲージとは、ピアスホールを通す軸の部分の太さを表します。多くの場合「G」と表記されます。ゲージは数字が小さくなるほど太さが増します。ファーストピアスは、太いゲージの方が安定するのが早いと言われています。
耳たぶが厚い人におすすめのピアススタイル
スタッドピアス
スタッドピアスとは、耳に差し込む軸の部分を留め具でとめるタイプのピアスです。どんな場面でも着用しやすいため、誰もが1つは持っておきたいオールラウンダーな存在です。スタッドピアスはファーストピアスに適しており、ピアスホールに負担が少ないピアスです。真っすぐな形状なので初心者でも着けやすく、長めのシャフトを選ぶことで耳たぶが厚い方でもフィットしやすいです。アレルギー反応が起こりにくいチタン製のロングスタッドピアスや、医療用ステンレススチールのスタッドピアスが特におすすめです。
フープピアス
フープピアスとは輪、円状の形をしたピアスです。おしゃれでカジュアルな印象を与えられるピアスとして人気があります。フープピアスは種類や素材、大きさが様々で、服装や場面によって大きく印象を変えられます。大きいフープは顔周りを華やかにし、ゴージャスな雰囲気を表現します。ゴールドの大ぶりフープピアスやシルバーのワイドフープピアスは、シンプルな服装に存在感を加え、全体のバランスを整えます。
ドロップピアス
ドロップピアスは、耳から垂れ下がる形状のピアスで、長さを調節できるタイプが多いです。チェーンタイプのドロップピアスは、ヘアスタイルや服装に合わせて長さを調節できます。パールドロップピアスや、シンプルなチェーンドロップピアスはどんな場面にも使いやすいです。
ラブレットピアス
ラブレットピアスは、元々口内に貫通させるために作られたデザインのピアスですが、唇だけでなく耳にも使用できます。平らな形状でキャッチが外れにくい構造になっています。耳たぶが厚い方が短いピアスを選ぶと、ピアスを通した時に裏側から出てくるポストが短くなり、締めすぎることが多いです。長めのものを選ぶことで余裕を持ってキャッチを締められ、フィット感が良くなります。素材はタイタニウム製やバイオプラスト製のラブレットピアスがおすすめです。バイオプラストは医療用器具にも使われており、軽く柔らかく、価格も手頃なので、ファーストやセカンドピアスに適しています。
耳たぶが厚い人が注意すること
フィット感の確認
ピアスホールを開けたばかりで、自分に合っているか分からない方も多いでしょう。成人の耳たぶの厚さは平均約6㎜以上あるため、有効軸が6㎜以上のピアスをおすすめします。特に耳たぶが厚い人は、標準サイズのピアスでは窮屈に感じることがあるため、さらに+2㎜を見ておくと良いでしょう。窮屈感は皮膚を傷つけやすくするため、適切なフィット感を重視しましょう。
アフターケア
特段トラブルがなければ毎日消毒する必要はありません。過度な消毒はピアスホールの完成を遅らせたり、皮膚の乾燥やかぶれを引き起こす原因にもなります。代わりに、1日1回お風呂の際に、ぬるま湯で丁寧に洗い流しましょう。特に耳たぶが厚い人は、ピアスホールに汗やごみが溜まりやすいので、しっかりと洗浄することが大切です。
まとめ
耳たぶが厚い人でも、適切なピアスを選ぶことで快適におしゃれを楽しめます。スタッドピアス、フープピアス、ドロップピアス、ラブレットピアスなど、それぞれのスタイルに合った選び方を参考にして、自分にぴったりのピアスを見つけてください。正しいフィット感とケアを心がけて、トラブルを避けながらピアスを楽しみましょう。