あなたはピアスを選ぶときに、何を基準にしていますか?流行や季節感、値段、好みなどがあると思いますが、「持っているあの服と合わせたら可愛いだろうな〜」と考えることもあるでしょう。ピアスはコーディネートのワンポイントとして取り入れたり、アクセントを加えたりと、小さいながらも重要な役割を果たしてくれるアイテムです。しかし、だからこそ組み合わせによっては違和感を覚えることも…。ピアスと服装のバランスは全体の印象に大きな影響を与えるので、ぜひこの記事を読みコーディネートの参考にしてみてください。
ピアスと服装の基本的なコーディネートの考え方
まずは、ピアスと服装スタイルごとの考え方を見てみましょう。
カジュアルスタイル
カジュアルなスタイルには、比較的どんなピアスでも合います。例えば白×黒のシンプルな服装には、存在感のある大ぶりでシンプルなフープピアスが向いています。インパクトを出しつつも、無駄のない洗練された大人っぽさを演出してくれます。きつめの印象に見られることもあるので、べっ甲素材のものと合わせると落ち着いたコーデにまとめられます。
ロゴのついたスウェット感のある服装には、小・中サイズのシルバーピアスがぴったりです。ほどよい大きさのシルバーピアスは、甘すぎないフェミニンさを出してくれます。パールをあしらったものや、揺れるタイプのピアスは女性らしい明るい雰囲気を演出してくれます。上品なシャツであれば、宝石やパールをあしらった中くらいのピアスがぴったりです。ラフすぎず、清潔感や女性らしい柔らかさを表現できます。
ビジネススタイル
ビジネスの場では、おしゃれよりも身だしなみとしてのマナーを守ることが大切です。したがって、清潔感と上品さのあるデザインが選択肢となります。スーツや無地、シンプルな服装が多く、髪をまとめることも多いので、顔まわりの印象が寂しくなりがちです。
耳たぶにフィットするタイプで、ゴールドやシルバーのストーンやパールピアスは、きれいめで華やかさを表現してくれるワンポイントになります。無地の服装には、花柄など少しデザインのあるピアスをつけると、一気に華やかになります。反対に、服装に花柄やストライプなどの模様がある場合は、ピアスはシンプルなデザインのものを選ぶ方が、全体的にバランスが良くなります。
フォーマルスタイル
フォーマルな服装のときには清潔感とマナーはもちろん、ドレスに似合うピアスを選ぶことも大事です。結婚式では花嫁よりも目立ってしまわないように、派手すぎないものを選びます。揺れるピアスはあまり望ましくないのではと思う方もいますが、小ぶりで少し揺れる程度なら問題ありません。
特別なイベントでのピアスと服装のコーディネート
結婚式
結婚式では新郎新婦が主役です。花嫁が身につけるような大ぶりで豪華なピアスは避けましょう。マナーとして白いドレスやアクセサリーは避けるべきですが、パールのアクセサリーは大丈夫です。パールやストーン、花柄のピアスは女性らしさと華やかさを演出します。目立ちすぎず、さりげなくドレスの邪魔をしないように、淡い色のピアスを選ぶと良いでしょう。写真撮影を妨げる可能性があるため、ゴールドなどのきらきらしたものは避けます。ほどよい煌めきと光沢感のあるパールが上品でおすすめです。
ドレスやバッグ、ネックレスの素材や色味に合わせることで一体感が生まれます。また、髪をアップにしている場合は、輪郭がはっきり見えるので、顔の形に合ったピアスを選ぶことが大切です。
パーティー
カジュアルな雰囲気のパーティーでは、肌見せや遊び心を取り入れても良いでしょう。少し大ぶりのピアスを身につけると、顔周りに視線が集まり華やかになります。肩の出るドレスには、適度なゴージャス感を演出するために大きめのピアスがぴったりです。ベージュ色のドレスには、大きめのピアスを合わせることで大人っぽさを表現できます。紺色のドレスには、パールや揺れるタイプのピアスを選ぶと映えやすいです。
デート
デートでは男性目線を意識してピアスを選ぶことが大切です。大きめで派手な柄付きのピアスは目立ちすぎたり、ごちゃごちゃした印象を与えることがあります。ふんわりと柔らかな印象を与えるものが王道です。ハートやリボン、花柄のピアスが人気で1粒や揺れるタイプのピアスは、ちらっと見えた時に男性に目で追わせドキドキ感を与えます。
デートにも使えるオールラウンダーなピアスを1つ持っておくと便利です。耳にフィットするシンプルなスタッドタイプや、小さめのフープピアスが間違いないでしょう。
まとめ
ピアスはコーディネートのワンポイントとして重要な役割を果たしますが、服装とのバランスをとることが大切です。カジュアルスタイルには存在感のあるピアスを、ビジネススタイルには清潔感と上品さを兼ね備えたピアスが合っています。フォーマルな場では控えめでエレガントなデザインが適しています。服装との組み合わせも考えながらピアスを選んでみましょう。